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【政治】現カイエン公爵、実刑確定            
 7月12日、帝國最高裁はラマール州統括、クロワール・ド
・カイエン公爵の上告を取り下げ、内乱罪・外患罪などの罪で
無期懲役の判決を言い渡した。一昨年の《十月戦役》から1年
半におよぶ審理がようやく終了した事になる。       
 なおクロイツェン州統括、ヘルムート・アルバレア公爵の裁
判は結審しておらず、今後の審理が注目される。      
                            
◆判決の決め手は◆                   
 十月戦役において、一部の略奪・虐殺を除いて戦争行為その
ものが何らかの罪に問われたことはない。しかし同公爵の場合、
一つはクロスベル事変において同独立国と背後で関係を結び、
ガレリア要塞を損壊せしめたこと、そして帝都を占領し陛下を
始めとする皇族の方々を幽閉したことが決定的だっただろう。
大陸各地で暗躍する国際犯罪組織との関係も指摘されており、
それらが判決の決め手になったのは想像に難くない。    
                            
◆公爵位の行方◆                    
 今回の実刑確定により、気になるのが次期公爵位の行方だ。
帝國法により現公爵から爵位は即時剥奪、諸侯の推挙を受けた
有力候補が陛下に認められて受け継ぐのが慣例だが、先日の海
都砲撃事件により、最有力と言われたバラッド侯爵は領邦会議
で弾劾された。帝国最大にして大陸有数の領邦を受け継ぐ人物
が誰になるのか気になるが、「既に有力候補は確定、陛下に打
診中との噂も」(社交界の消息筋)            
                            
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【軍事】タングラム要塞、改築完了            
 去る7月10日、クロスベル州東端、共和国との国境に位置
するタングラム要塞の改築が完了し、新たにお披露目された。
度重なる共和国軍の侵攻に対処するもので、高さ50アージュ
におよぶ防壁や、8基格納された新型列車砲が特徴。クロスベ
ル西郊の軍需工場も稼動を開始し、新型飛行戦艦も配備される
総司令部ガレリア要塞と連携することになる。       
                            
【文化】レコード売上・好調               
 本年度上半期のレコード売上は好調、前年を上回る見込み。
休業中の蒼の歌姫ヴィータ・クロチルダのオペラ公演集が発売
された事や、新進気鋭の演奏家エリオット・クレイグの初アル
バムがヒットした事も大きいという。(リーヴェルト社調べ)
                            
【コラム】怪盗Bは何処へ?               
 帝国のみならず大陸諸国を騒がしていた《怪盗B》。昨年か
ら新たな事件・目撃情報はなく、一部には引退や死亡説も出て
いるが真実は如何に? 帝都の夏至祭が迫る中、再びかの怪盗
魔法(マジック)を許さぬよう当局には注意を促したい。